古着と写真日記@アメリカかぶれ

写真を撮ったり古着を買ったりしてます。趣味ブログです。

映画「The mule (運び屋)」を見たらクリント・イーストウッドが渋くて魅力的だし、イリノイ州に行ってみたくなった。

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先日我が家のボスがThe mule(邦題:運び屋)という洋画を見ていたので少し一緒に見ていたら面白くてつい一緒に見ていましたが、映画の内容もさることながら、俳優さんや街の雰囲気、仕草だったりがとてもアメリカンでかっこよく何ともアメリカかぶれ心をくすぐられてしまい
しばらく思い出してはアメリカ人の気分になってみたり、あんなところに行ってみたいなと妄想してしまいました。

 

 

映画の舞台はイリノイ州
イリノイ州ってこれまであまりなじみがなかったのですが、最大の都市はシカゴだそう。なるほどシカゴってイリノイ州だったのか。
NBAを見ているおかげでチームの本拠地を言われれば、それがアメリカの東か西かは区別がつきます。場所は全然わからないけど。笑

 

最初のシーンが鳥が鳴く静かで緑に囲まれた夏の日の田舎、風に揺られる花(デイリリー)がえらい気持ちよさそうで、妄想で自分もそんな花の気分を味わえる。
日本の田舎もいいけれど、アメリカの田舎はもっとだだっ広くって、カラッとした気候で気持ちがいいんだろうななんて勝手に想像しちゃう。

 

あらすじ

かつて園芸家として名を馳せたアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は高齢となり、仕事もうまくいかず、頑なな性格から家族とは疎遠になっていた。たまたま麻薬の運び屋を引き受けてしまった彼は、それを続けてしまう。麻薬取締局のコリン・ベイツ(ブラッドリー・クーパー)に追われながらも、家族との壊れた関係を修復しようとするのであった

運び屋 (映画) - Wikipedia

 

 

話の内容上、おじいさん(クリント・イーストウッド)がハイウェイを運転して、指定のモーテルに駐車。しばらく車を空けて1~数時間後に車に帰ってきてお金がダッシュボードに入ってるという流れが
何回もあるんですが、その走っているハイウェイの風景、カーステレオから流れてくるカントリーミュージックとそれに合わせて歌うおじいさん。ボロボロのピックアップトラック(のちに新車に変わるけど)と、雰囲気がすごく良い。
ボロボロのピックアップトラックのリアウィンドウにはアメリカ各州のステッカーが40程貼ってあり、それはこれまで仕事で東西南北車で移動して訪れた州のステッカーであると。

 

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Hakobiya (2018) - Photo Gallery - IMDb

 

 

ぼくらもよく、旅行先のお店や洋服とかを買ったときに一緒にステッカーを買ったり、貰ったりするのが結構嬉しかったりするけど、その感覚が海の向こうでも一緒なんだと考えると、ちょっと嬉しい気分になる。
ステッカーって結局貼っても貼らなくても、その旅先や行った先の記念としてもらえてコレクションとして持っているのが嬉しかったりするんだなー。

 

それでおじいさんは毎回大量のドラッグを運んでいるんだけど、それをあまり気にしないでのんびりしている様子で、あっちこっちに寄り道したりして、出会う人にちょっと毒舌でお説教たれたり、困ってると助けてあげたりする姿がなんだか人情味あふれる可愛いおじいさん。

よく日本でもちょっと頑固で不器用だけど仲良くなると優しいなんだか憎めないおじいさんがいたりするけど、このクリント・イーストウッドが演じるおじいさんもそんなおじいさんで
それに加えてフレンドリーなのもアメリカ(外国の方)のいいところだなーなんて感じられるのも面白い。

 

そんでこのクリント・イーストウッドがめちゃくちゃ渋くてかっこいい。
映画中よく着ているのは半袖のシャツと使い込んだベージュのキャップ。シャツの襟首のところからは下着は見えないので何も着ていないか、またはタンクトップを着ているのでしょうが、それが妙に涼しげでかっこよくて去年の夏もぼくはそんな人を見てかっこよくて憧れたため開襟シャツ(特にシルクのもの)を好んで着てたけど、今年もまた、新しい開襟シャツを買っては着ることになりそう。

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Hakobiya (2018) - Photo Gallery - IMDb

 

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Hakobiya (2018) - Photo Gallery - IMDb

 

ベージュのキャップも買わなきゃいけない。

冬はなぜかあんまりキャップを被る気が起きないので、春に新品を買って春夏秋と使い込んでくだびれさすか、それとも古着で最初からいい雰囲気のものを買うか悩ましい。
きっと古着だと雰囲気抜群のキャップが見つかりそうなのだけど、それを狙って買う恥ずかしさも自分の中であり、きっとおじいさんが被ってるキャップは長年かぶった結果、味が出ているんだろうから、それに倣って新品をガシガシ被るのが良い気がする。

 

クリント・イーストウッドって名前だけは聞いたことあったけども、映画をあまり見ない自分からしたら実際には見たことはほとんどなくって、名前を聞いても顔が出てこないぐらいの認識度でしたが、以前にみたEscape From Alcatraz(アルカトラズからの脱出)の主役の人で(これは40年以上前の映画でクリント・イーストウッドが若い)、初めて顔を見たわけじゃなかったんだなと。笑

現在91歳なので、約40年前の映画でも50近くで決して若いという年齢ではないのですが、91歳という年齢になっても俳優、監督をやり続けているのはすごいですし、歳を取っても俳優はまだまだカッコいいと思い知らされました。

 

イリノイ州シカゴ、いつか行ってみたいし、渋い歳の取り方を目指したいです。